こんにちは。
「ゴッホ展 ハーグ、そしてパリ。ゴッホへの道ー」(神戸)に行ってきました!
ゴッホは有名すぎるし人気すぎるし…なんとなく気が引けてしまって今までしっかりと見たことがありませんでした。
後で気づきましたが、ゴッホが画家として成熟したのと同じくらいの年齢になってしまいました。同年代だと思うと感慨深いですね…。27歳と37歳は何かが起こりますね。
大人だけで見に行きました。ゴッホ展を見るだけでも2時間くらいはかかります。その後、建物探検なども楽しめます!
ゴッホ展 ハーグ時代
フィンセント・ファン・ゴッホは1853年生まれ。27歳の時から画家を目指します。画家人生はわずか10年。
はじめはオランダのハーグ派と呼ばれる画家たちに影響を受けています。そのことを私はあまり知りませんでした。ハーグ時代の絵には天性の上手さと、魅力と、いい意味でのぎこちなさと…試行錯誤する姿が目に浮かぶようです。
素人考えですみませんが…ハーグ時代のゴッホの絵はかわいい。ノートのすみっことかにこんな絵があったら…と。(実際弟への手紙にはスケッチが描かれていることもあるみたいです。)でも深刻な貧困を感じる絵もたくさんあります。ゴッホじゃなかったら見てられないくらいの。
パリ時代 印象派
その後パリへ移住し、印象派の影響を受け、アルル時代、サン=レミでの療養時代の作品は言わずもがな!有名だと思います。
パリに移ってからは雰囲気がガラッと変わります。「タンギー爺さんの肖像」ではタンギー爺さんに思いを馳せ、「ぼざぼざ頭の娘」の前ではツッコミ入れる人多数(関西だけ?)。このあたりから「ついに、ゴッホが、あらわれた!」と思います。
モネ、マティス、セザンヌ、ピサロ、ルノワールなど有名な印象派の作品が拝めるのも楽しい。ゴーギャンも一枚あった。個人的にはモネがよかったなあ。
アルル時代 サン=レミ療養時代
このくらいになると、ゴッホ節がますます炸裂してきます。
ぐいぐい引き込まれていきます。
終盤、「サン=レミの療養院の庭」からの「糸杉」は圧巻です。
「糸杉」の絵からジリジリとした熱が今でも出てきているようで私は感動するやら恐ろしいやら。色々な感情が湧きおこります。こんなにパワーのあるものだとは…。
それから「薔薇」にもたくさんの人が集まっていて、みんなそれぞれのゴッホを感じているようでした。
それらの絵画が弟テオとの手紙のやりとり、ハーグ派の画家、印象派の画家の作品も織り交ぜながら展開していく様はまるで映画を観ているようでした。
もちろん見終わった後「糸杉」のポストカードを買ってしまうんだろう。
…買いました。
グッズ・図録など
Afternoon Teaとコラボした紅茶を買うつもりで行ったのですが、見当たらず。聞くと品切れしているとの事。大人しくポストカードだけ買って帰りました。年末だったらカレンダーを買っていたかも。
ほかにもスヌーピーグッズ、ミッフィーグッズなどただでさえ人気キャラクターなのにゴッホと絡むとこれまたかわいい!!欲しくなりましたが、「かわいい」以外の買う動機がないため買わずに帰ります。
「ゴッホ展 ハーグ、そしてパリ。ゴッホへの道ー」
- 会場 兵庫県立美術館
- 会期 2020年 1月25日(土)~3月29日(日)
- 休館日 月曜日(2月24日[月・祝]は開館、翌25日は休館)
- 開館時間 午前10時~午後6時(金・土は午後8時まで)入場は閉館の30分前まで
観覧料は一般で当日1700円でした。スマホでオンラインチケットも購入できます。利用している人をちらほら見かけました。入り口までダイレクトに行けます。
その他チケットぴあ、ローソンチケット、楽天チケットなどコンビニで発券したりもできます。(発券手数料が110円かかるようなのでやめました。)
音声ガイドは600円(税込)音声ナビゲーターは女優の杉咲花さんです。
休日に行かれる場合は事前に購入しておくと窓口で並ばずに済むかと思います。混雑状況はTwitterで確認できます。
【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) | Twitter
兵庫県立美術館
神戸にある兵庫県立美術館。建物は安藤忠雄氏によるものです。建物探検の時間も取っておきます。
- 鉄道 最寄り駅は阪神岩屋駅で、南に徒歩約8分。JR神戸線灘駅南口から南へ徒歩約10分。阪急神戸線王子公園駅西口から南西に徒歩約20分。
- バス JR三ノ宮駅南から神戸市バス(29、101系統)・阪神バスにて約15分「県立美術館前」下車すぐ。
- 駐車場 有料地下駐車場80台
公共交通機関で来場がおすすめだそうです。駐車場は土日はキビシイかもと思います。
兵庫県立美術館 - HYOGO PREFECTURAL MUSEUM OF ART artm 芸術の館 神戸
ではまた!
▼どんな人が書いているかはこちら⇒自己紹介 - じぶんブログ
▼はてなで読者になるボタン⇒