こんにちは。
幼稚園児と小3の子供がいます。
確か毎年「今年こそもっと本(小説)を読む」と書いています。今年は、去年よりは小説を読むことができているかも。
ビジネス書とか実用書育児書の類は、忙しくても気になることがあればよく読んでいたのですが、やっぱり小説の世界っていいなあと。物語の世界に入れるのはいいですよね。
気付けば2020年も半分終わりました。今年読んだ本(小説)の備忘録です。
- 「楽園のカンヴァス」原田マハ
- 「生きるぼくら」原田マハ
- 「たゆたえども沈まず」原田マハ
- 「ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密」こうやまのりお
- 「羊と鋼の森」宮下奈都
- 「蜜蜂と遠雷」恩田 陸
- 「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ
- 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディ みかこ
- 「カラマーゾフの兄弟1」ドストエフスキー
- 「ロング・グッドバイ」レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)
- まとめ
「楽園のカンヴァス」原田マハ
ルソーとピカソが出てくるだけでもドキドキわくわくするのですが、話の細部までよく練られているので結末が気になって、最後までスイスイ楽しめました。山本周五郎賞受賞作。
「生きるぼくら」原田マハ
これは数か月前に読んだ本。こちらは日本の若者のお話です。みずみずしい、元気をもらえる本でした。
これを読んでる頃ちょうどゴッホ展に行ったのですが、同じ美術館で原田マハさんの講演があったり(既に満席で見れず)、勝手にうれしくなってました。
「たゆたえども沈まず」原田マハ
今読んでるのはこれ。1880年代の日本人とパリの描写もリアルでイメージしやすい。テオがフィンセントの絵を見せるシーンで一緒になって手に汗を握りました。楽しみながら読んでいます。
「ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密」こうやまのりお
こちらは小説ではないですが。子供がピアノを習い始めてから、今さらながらピアノやクラシックに興味が出てきました。プライムミュージックで寝る前に辻井伸行さんの演奏を聴くのが癒しです。色々な人の演奏を聴いたけど、日本人のピアニストの方が馴染むというか、親しみやすい気が…。特に辻井伸行さんはスッと入ってくる感じがします。
こちらの本は課題図書になったこともあり、小学校高学年から読める内容です。小さい頃からのエピソードなど、これが全てではないだろうけど、演奏の通りの純粋な人柄と、ピアニストになるべくして、なった感がすごい。興味深いです。
世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密
「羊と鋼の森」宮下奈都
ピアノ関連だとこちらも。数年前に読みました。ピアノ調律師のお話です。静かな雰囲気が良い!ピアノ愛が溢れてます。
映画も見ました。ラヴェルの「水の戯れ」が好きで何度も繰り返し聴いてしまう!本と映画、どっちもいいけど、どちらかというと小説の方が好きかなあ。
「蜜蜂と遠雷」恩田 陸
これもピアノ関連。去年読みました。娘がちょうどピアノコンクールの練習中だったのでのめり込んでしまった本。(コンクールのレベルは違いますが。)
音楽に対する知識と気持ちが溢れてます!
小説だから音が聴こえないはずなのに、コンクールの演奏シーンは迫力があって、音楽を小説にするってどうゆうことだ!!映画はまだ見た事ないけど見るのが怖いくらい。これは映画化大変だったでしょうな…。
「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ
予備知識ゼロでした。実は一度物語についていけず挫折して、最近改めてまた読みました。細かすぎる描写とデカすぎるテーマのギャップが…。もう一回読まないと感想書けそうもない…。ちょっと読みにくかったけど予備知識ゼロで読んでよかった。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディ みかこ
これはエッセイですね。ネットで話題になっていて、読みました。舞台が私が高校生の頃に憧れた洋楽(UKロック)の本場なので感慨深い…。
作者の息子さん、いい子すぎ!こんな出来た子いるのか~すごい。
色々考えさせられる内容もありますが、知っておく必要はあるなあと思います。私なら地雷踏みまくりだろうな。
「カラマーゾフの兄弟1」ドストエフスキー
英語が苦手とか、マラソンが苦手とか、色んな避けてきてしまったことの一つに、「外国文学」が苦手って言うのがありまして。少しずつ克服しようかなって。
もちろんまだ「1」しか読んでませんけど…。新訳だからか、意外とそこまで読みにくさはないかも。ゆっくりでいいから全部読んでみたい。
「ロング・グッドバイ」レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)
外国文学克服の足がかりとして、村上春樹訳のロング・グッドバイ!!村上春樹そのまんまやんって思います。もちろん違うんですけど…。普段は家事とか育児とかしてるので、このハードボイルドな世界に入る時の抵抗感すごいです。
ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)
まとめ
こうやって見てみるともっと読めそうな気がしてきますね。読んだけど思い出せない本もいくつかあります…。忘れないうちにブログに書くのもいいなと思いました!
ではまた!
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