こんにちは。
幼稚園児と小3の子供がいます。
キリっと冷えた冬の週末。
うきうきの次女としぶしぶの長女を連れて、一路ロンドンナショナルギャラリー展に行ってきました。
チケットは予約制
密を避けるため、チケットは時間単位で予約制でした。一般料金は1700円です。
子供は無料で入れるので、大人のチケットのみ前日パソコンからローチケ経由で取っておき、美術館に向かう途中のローソンで発券手続きをしました。ローチケの会員登録が必要でした。
チケットは空きがあれば、直接ロッピーからも買えるはず。
混雑状況はツイッターで確認しつつ…日を決めました。【公式・混雑状況】ロンドン展大阪会場 (@now_lng20_osaka) | Twitter
ローチケでコード決済も使えました
チケットはQRコード決済も利用できました。(ペイペイとか。)チケットを予約する時に「店頭支払い」だと使えました。「コンビニ入金」は現金のみの注意書きがありました。
コード決済が使えるかどうか事前に調べておいたけど、店員さんに「現金のみです。」と言われ、ひるまずに「じゃあ試しにやってみましょう!」とお誘いして無事ペイペイの音声を聞くことができました。世の中そんなもんなのね。
国立国際美術館
朝の8時過ぎに到着してしまい、暇を持て余す。
でも既に待ってる人がちらほら。スタッフの人も既に待機しています。
8時半を過ぎたころか?チケットを持ってる人は並んでもいいよとアナウンスがあったので並び、8時50分頃には結構な列ができていました。
マスクは必須で消毒や検温を終え、無事中に入れました。
この美術館は地下なので、1階ロビーには受付、ベビーカーと車いすの貸し出しがあります。
音声ガイドは通常の貸し出し(600円)の他に、アプリ配信(610円)もあります。
長女と鑑賞
長女は美術館に全く興味がないようで、行くのを渋っていました。でも絵があまりに上手なので「これ本当に絵?写真?」と言って見入ってました。上手って次元ではない…。
ピアノを習っているので、この作曲家の生きた時代くらいだね、とか言いながら。ピアノを弾くときにこういうのを見ておくと、多面的に捉えられそうですごくいいと思うのです。まだちょっと結びつけるのは難しいと思うけど、いつか役立つといいな。
次女はきれいなものとか全般好きなので、一通り楽しんだ模様。
子供たちはどれが気に入ったのか
長女はウィレム・クラース・ヘダの「ロブスターのある静物」、次女はフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」がよかったみたい。こう書くとすごくいっちょ前に聞こえる。確かにロブスターの絵は瑞々しかった。
私の感想
私は入るとまずはじめに見ることになる、ルネサンス期の絵画には圧倒されるものがありました。一番古くて15世紀ごろ。つかみはばっちりでした。
それそのものが信仰や、思いとか、それ以上のものを受けたり、与えたりしたんだろうな。
唯一の海外旅行でウフィツィ美術館に行ったことを思い出しました。(というかイタリアの歴史の古さにビックリですが…。)
いきなり見どころがバンバン出てきて、一番最初のここが一番、人も「密」でした。
もっと勉強してから見るとさらにすごく面白いはず。いつも見てから感動して後で色々調べる復習型です(笑)
日本でこれだけ見れたらまんぷくです。
主に3つ
全部が日本初公開だそうで、貴重な作品がたくさんでとても書ききれないのですが、主に3つ感想を。
カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」、ベネチアの風景画いろいろ(ざっくり…)、ファン・ゴッホの「ひまわり」。
聖エミディウスを伴う受胎告知
「聖エミディウスを伴う受胎告知」はうまく説明できないけど「存在感と、重みのある」絵です。
色々な情報が詰まってるし、物語もあるし。当時の人はまるで生まれて初めて映画を見てるような気分だったんじゃないか?と思う。
この絵は1482年3月25日、イタリアの都市アスコリ・ピチェーノに、ローマ教皇 から期限付きの自治権を与えられ、その記念にとカトリック教会のために描かれた絵だそうです。いろんな場面がひとつの絵になっている。
ベネチアの風景画
ベネチアの風景ってやっぱ絵になるというか。風景画はその場所にトリップできるだけでなく、時間もさかのぼれるのがいいですよね。絵の前に立って息を吸い込んでました。
ひまわり
ひまわりは7枚あるなかで、ゴーギャンが「これ一番いいよ!」って言ったお墨付きのひまわりだそうです。ひまわりがおどってる。全部綺麗に咲いてないところにぐっときます。
今年はゴッホ展に行ったり、原田マハさんのゴッホがテーマの小説を読んだりしたので楽しめました。こういう時、年を取るのも悪くないのかもと思う。
さいごに
駆け足で来ましたが書ききれないです!
ナショナルギャラリー的には歴史のあるものが主役?なのかもしれませんが、メインは受胎告知の他はひまわりや、フェルメール、モネになってたような…。やはりキャッチ―です。
だいたい年代順に並んでいるので、時代によって変わっていく感じがわかりやすいです。
今回は子供も一緒にがテーマだったので、一緒に鑑賞できてよかったです。ずっと子供と美術館に行きたかったんです。夢がひとつ叶いました。
長女が絵に全く興味ないのが大誤算ですが(T_T)ピアノ、がんばろう。
子供が見るには30~40分くらいが限度で、人も多かったので途中で夫に子供たちを連れ出してもらいました。
他にも小学生をちらほら見かけましたし、少ないですが幼稚園くらいの子や、赤ちゃん連れの方もいました。
今回はグッズは買いませんでした。グッズ買わなかったぞ!と思って出てきたら、最後に入り口付近にあるミュージアムショップのトラップにハマりそうに…( ̄▽ ̄;)逃げ切った。ミュージアムショップってなんであんなにそそられるんでしょうね?
帰ってから子供に感想を聞くのも楽しかったです!
ロンドンナショナルギャラリー展(大阪)
会期:2020年11月3日(火・祝)〜2021年1月31日(日)
会場:国立国際美術館(大阪・中之島)〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-55
アクセス:
- 京阪電車中之島線「渡辺橋駅」2出口から徒歩約5分
- Osaka Metro 四つ橋線「肥後橋駅」3出口から徒歩約10分
- JR「大阪駅」、阪急電車「大阪梅田駅」から徒歩約20分
- JR大阪環状線「福島駅」、東西線「新福島駅」2出口から徒歩約10分
- 阪神電車「福島駅」3出口から徒歩約10分
- Osaka Metro 御堂筋線「淀屋橋駅」、京阪電車「淀屋橋駅」7出口から徒歩約15分
- 大阪シティバス「大阪駅前」から、53号・75号系統で「田蓑橋」下車徒歩約3分
※専用駐車場はありません。電車・バス等をご利用ください。※心身に障がいのある方で、車で来館される場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
開館時間:午前9時~午後5時30分(金曜、土曜日は午後8時まで開館)※入場は閉館の30分前まで ※変更になる可能性があります
休館日:11月16日(月)、11月24日(火)、11月30日(月)、12月14日(月)、12月30日(水)〜1月2日(土)、1月18日(月) ※変更になる可能性があります
チケット:一般 1,700円 大学生 1,100円 高校生 700円入場券は日時指定制。 これから入場券を購入される方は、来場前に「日時指定入場券」をお買い求めください。
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