こんにちは。
長女は小学2年生です。 音大を目指すとかではなく、一般家庭の平凡な生徒です。
前回は2019年秋に受けたピアノコンクールの予選のお話でした。今回は本選までの記録です。
コンクールで難しいと痛感したことは、モチベーションの維持でした。すごい集中力を発揮した予選。本選までの練習はいかに…?
●もくじ●
モチベーションが保てない問題について
予選から本選までは2ヵ月弱ありました。
その間モチベーションを保つのがすごく難しかったです。最悪保てなかったとしても、直前に巻き返すことができればいいのですが…。
長女の性格を考えて、コンクール期間中も毎日友達と遊ぶことは特に止めませんでした。宿題以外の勉強もしません。ただしピアノの教本は止めずに進めたいので、普段より練習時間が長くなります。ただでさえ練習が大変なのに遊びまで制限されたら、何もかもイヤになってしまいそうな気がしたのです。寒い中毎日外で遊んでいたので、風邪を引かないか内心かなりヤキモキしました。
予選まではこれでよかったのですが、本選はこれだけではちょっとモチベーション維持には繋がらなかったようです。
長女は今回はあろうことか直前にちょっとやる気を失ってました。直前3日間だけでもエンジンをかけて欲しかった…。予選の前日のあの踏ん張りはどこへ!??なぜそのタイミングでやる気を失うのか!?
あと一踏ん張りの、粘り強さが欲しいところ。でもすごく難しいことなんだろうなあ。自分の受験を思い出しました(笑)
本選エントリー
予選でもらっていた書類に本選のエントリー方法などが書いてあったので、締め切り1週間くらい前には手続きを済ませました。
だいたい本選の方が予選より料金が高いような。「へぇー。いちまんえんもするのかー。コンクールって高いなー。」とかぼんやり思っていた去年までが嘘のようです。予選受かったので絶対出ます。さくさく決済。だんだん金銭感覚がマヒしてくるのがわかります。もしピアノが置ける家だったら今の私は迷いなくグランドピアノを買ってしまうと思います。(マンションと夫がそれを止めた笑)
↓現実は電子ピアノです
予選後すぐの練習
予選と本選は同じ曲でエントリーしました。1分未満の曲で、1曲だけです。
予選から本選まで2ヵ月弱、日があいたので気が緩んでしまいました。予選直前の集中力をそのまま保てませんでした。
私も「今、完璧に仕上げても本選までに忘れたり、イヤになってしまっても困るかも」と思い、あまり口出しできませんでした。
曲は忘れないように毎日さらっと弾く程度。細かいところのレベルがどんどん落ちてきました。ヤバイ。
本選2週間前から本腰を入れる
本選2週間くらい前から、本腰を入れて細かいところまで練習するようにしました。
でもなかなか予選の前のような集中力が戻りません。すごく焦りました。でも予選前の練習ビデオと見比べてみると、演奏自体は上手くなっています。予選前のあのパッションがないのよ!!パッションがあああ!!!
私はもう客観的にみれなくなっています。
というわけで先生に頼りきりでした(;´∀`)
本選直前
本選は週末にせまりました。
本選のある週は友達と遊ぶのは火曜日まで。さすがに水曜日からは友達と遊びに行かないように言いました。
しかし先生曰くコンクールのある週は遊びに行ったらダメだったそう…。当たり前?
なかなか納得いく風に仕上がらず、最後のレッスンを頼みの綱にしていました。ところが、コンクール前最後のレッスンでは体調があまり優れず有益なレッスンとは言い難いものでした。(先生が遊びに行ってはダメと言ったのは体調を心配してのこと。)
いわんこっちゃない状況に焦りました。でも長女も焦っていたのかもと今になって思います。
本選当日
長女の体調はすぐ回復し、元気に本番を迎えました。
現地にだいぶ早く着いたので、お茶をして緊張をほぐしてから会場へ入りました。
ここでもトイレで着替えてるうちに受付が始まっており、ちょっとあたふたしました。(受付前後はスタッフから少し説明があるかも?と覚えておきます。)
私はお茶のおかげか、予選で緊張しすぎたのか、予選よりは緊張せず、リラックスして受けることができました。長女もそこまでは緊張していない様子。
演奏が始まり、出番の10番前に舞台袖に行き順番を待ちました。
ここでも足台の設置があるので、前後の人が会場の足台を使うかどうか聞いて、使うようだったのでそそのまま使わせてもらいました。(ペダルなし)
本番はそこまで緊張することなく、ミスなく演奏することができました。「ミスをしてしまうと、賞は厳しい」と聞いていたのでとりあえずはホッとしました。
他の子の演奏 みんな上手
本番が終わってからは客席で他の子たちの演奏を聴きました。みんなすごく上手で、これはちょっとヤバいかも…と手に汗をかきました。
上手い子は何というか…音圧が違いました。音符もなんか踊ってる感じ(←乏しい表現力)長女の演奏も客席から聴いてみたい。普段からグランドピアノで練習してるのかもなあ。先生から同じコンクールに出る子たちはグランドピアノを持っている子も少なくない、と聞いていたので妙に納得。
みんなすごい集中力と緊張感。緊張からかミスをしている子もちらほらいました。
それに比べると長女はちょっとリラックスしすぎだったかも…。いいような悪いような…。次はもう少し緊張させよう(笑)
結果は・・・
表彰式が始まりました。審査員の先生方のお話の後、下の賞から名前が呼ばれます。
長女はすぐ名前を呼ばれ…ギリギリラインで入賞!
トロフィーはゲットならず。ちょっと残念でした。トロフィーをもらってる子がキラキラ輝いて見えました~。
客席ではうれしくて泣いているお母さん(?)の姿も…。色々あったのかなあ。
ロビーでは受賞できなかった子たちが講評をもらうために列をなしていました。雰囲気は重め。
長女は一応賞はもらえたのですが、トロフィー撮影会には参加できないので一緒に列に並んで講評をもらいました。
先生に結果を連絡。入賞できたので「おめでとう」と言って頂けました。そっか、おめでとうなんですよね!!ちょっと救われました。受賞人数の割合は決まっているので、その中でよく頑張ったと褒めてもらうことができました。
がんばったね!!おめでとう!!
さいごに
長女はだんだん上手になるのでそれもすごくやりがいがあります。
それから、モチベーションの維持が難しいことがよくわかりました。それだけでもいい経験になったと思います。
そこまで難しいコンクールじゃないとはいえ、やっぱり練習やその他もろもろ、次女のことや普段の生活もあるしすごく大変で消耗しました。毎日ピアノのことで頭がいっぱいでした。コンクール後に必ず風邪を引きます。
2020年もコンクールを受けるのか…どのコンクールに出るのか…長女は悩んでいるようです。次受ける時は3年生なので、レベルも上がるし、気持ちの面でもだんだん難しい年頃に入ってきます。
本音は更に難しいコンクールへレベルアップしてほしいと思っているのですが…。私がどうこう言うのもなあと思い見守っています。
次は年中の次女をコンクールに出そうと思っています。(←懲りてない)
ではまた!
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